第4回
- 第4回 -
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(1)実験装置の製作
用意するもの:輪ゴム3本、輪ゴムが取り付けられる小銭入
次に輪ゴムの1本を小銭入れにつないでください。 小銭入れに10円玉か百円玉を20枚ほど入れて、お金が飛び出さない様にファスナーをしっかりしめてください。 そうして、残りの2本の輪ゴムと小銭入れにつけた輪ゴムとをつないで下さい。 これで実験装置の完成です。
(2)実験の手順
【手順1】
小銭入れをつるし、ゆっくり上下に動かします。
手で輪ゴムを持って、輪ゴム3本で小銭入れを支えてつるします。
そうして、ゆ~っくりと上下させてください。
※このときは、手の動きと小銭入れの動きが、ほとんど同じです。手から入った振動が、小銭入れにそのまま伝わっています。
【手順2】
だんだん手の動きを速くしていきます。
すると、ほんのちょっとした動きで、小銭入れを大きく動かすことが出来るようになり、共振が起こっている事がわかります。
※共振しているときは、手の動きよりも小銭入れの動きの方が、大きくなります。
【手順3】
さらに手の動きを速くしていきます。
さらに手の動きを速くしていくと、こんどは小銭入れの動きが小さくなって、終いには手をかなり大きく動かしても小銭入れがほとんど動かなくなります。
(3)実験のまとめ
手の動きの大きさを1cmにして、小銭入れの動きの大きさと手の速さ(毎秒何回)をまとめてみました。防振領域で、はじめて手の動きよりも振動が小さくなります。
防振実験のまとめ