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- 第1回 -
重りは持ち上がります。
※実験の際は十分に注意してください。
ゴムでは、右図のような網目鎖分子とその両端にある架橋点でネットワーク構造が形成されています。そこでゴムバンドに重りをつけて吊り下げると、ゴムは変形し、網目鎖分子の両端の距離も変化します。 鎖員は室温でも熱運動しており、元の形に戻ろうとする力が出てきます。そこで熱湯をかけると、熱運動が更に活発になるために、元の形に戻ろうとする力が増加する結果となり、重りが持ち上がるという訳です。
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